中小企業診断士試験~2次試験~

さて、当事務所最初の投稿は表題のとおり、中小企業診断士試験の山場と言える2次試験の対策についてご紹介します。
令和4年度2次試験までもう1週間しかありません。このタイミングで投稿しても誰も見てくれないと思いますが、備忘録も兼ねて当時のことを綴っておこうかと思います。

それでは、どうぞ!

2次試験の勉強スタイル~独学?予備校?通信?~

結論から言いますと「完全なる独学」です。
理由は簡単。

お金がないから。

はい。これに尽きます。
もっと言うと、人に教えるのは大好きなんですが、人に教わるのは苦手なんですよね・・・。
1次試験の記事はまだ書いておりませんが、1次も独学でしたし、さらに言ってしまえば、2次筆記パス後の口頭試験も独学です。

その他、登録販売者資格や公務員試験、TOEICその他もろもろ、全て独学です!

この辺は需要がございましたら別記事で整理します!

2次試験の勉強方法

さて、お待ちかねの2次試験の勉強方法についてご紹介いたします。

ちなみにですが、筆者は令和元年度に1次試験をパスした後、当該年度の2次試験はパスできませんでした。
令和2年度はコロナの影響で受験できませんでしたので、令和3年度に2次試験を受けて合格しております。

ご存知のとおり、中小企業診断士試験の2次試験受験資格は1次合格年度とその翌年度まで有効です。
しかし!
令和2年度は特別でコロナ感染の危険性を考慮して受験を控えた受験生はその1次試験免除効果が更に1年延長になったのです!

というわけで、合格年度の令和3年度は1次試験ではなく、2次試験からのスタートでした。

準備期間

大体3か月です。8月中旬ぐらいから開始しました。

学習時間は
 平日:5:00~6:30の1時間半。(仕事行く前)
 休日:5:00~7:00と21:00~23:00の4時間(家族が寝てる時間)
でした。
このリズムを徹底して約3か月で合格できました。
(勉強そのものよりもこの生活を続ける方が大変でした。)

対策

使用したテキスト等のインプット材料やアウトプット材料は次のとおり。
 ・ふぞろい12、13、14
 ・過去問7年分
 ・一発合格道場ブログ
 ・全知全ノウⅣ

上記のテキスト類を使用しながら戦略は次のとおり立てました。

戦略と方針

R元年度に1度2次を受けた経験から、2次は勉強時間が合格に直結するものでもなく、運の要素も強いのでは?と感じました。

そこで、最低限のテクニックと出題傾向を、一発合格道場過去問演習で補う方向で対策の方針を決定しました。

具体的な学習方法

Step1
 勉強開始前に、特に一発合格道場ブログを読み漁り、試験そのものや回答のテクニック等、情報収集を徹底しました。
 (いきなりですが、R元年はやってませんでした。)

Step2 事例Ⅰ~Ⅲ対策
 一発合格道場からの情報収集と過去問の繰り返しのみです。
 疑われるかもしれませんが、本当にこれ以外やってません。
 その代わり、過去問については、直近5年分を6回転、その他2年分を気分転換的に2回転させました。
 また、同時にふぞろいやネットの模範解答と比較してキーワードの拾い方と使い方を叩き込みました。

Step3 事例Ⅳ対策
 R3年については、これまた過去問のみです。
 (直近5年分を6回転、その他2年分を気分転換的に2回転)

 ただ、事例ⅣについてはR元に全知全ノウⅣ及びイケカコは3,4周していたので多少なり記憶が残っていたところはあります。
 しかし、試験まで時間がなく、R元の受験経験からイケカコは理解を深めるには有効でも試験合格には不要だと感じたことから、事例Ⅳの感覚を過去問の演習で取り戻すことに徹底しました。
 従いまして、当該テキスト2冊には立ち返りませんでした。

でも!

 ストレート合格を目指す方は事例Ⅰ~Ⅲの演習回数を減らしてでも全知全ノウⅣには触れといた方が良いと思います。
 回答のテクニックはここから盗めます。

試験本番

忘れもしません。

試験開始直後事例Ⅰの解答用紙が配られた瞬間に頭の中から全てが吹っ飛びました。

紙が何かちっさかったんですよね。。。

他の受験生に怒られそうですが、それでも自分なりに一生懸命準備して臨んだ試験だったんです。
でも、今までA4用紙に過去問を印刷して勉強していたので用紙サイズの感覚から沁みついていたんでしょうね。

たかが用紙サイズ、されど用紙サイズ!

皆さんは同じ轍を踏まないようにしてください。
B5ぐらいだった気がします。

紙の大きさで冷や汗かいたのは後にも先のこの時のみです。

結局そのまま事例3まで解ききった感覚としては
いろんな意味で「おわった。。。」
でした。

でも合格してました!

前段でテクニック、テクニックと綴っておきながら恐縮ですが、
こと事例1~3に限っては正直テクニックも屁も糞もなかったと今でも思います。
よく言われることですが、診断士試験は何が起きるかわかりません。
決して最後まであきらめないでください!

最後に

試験は一日仕事なので終了後はヘロヘロかもしれませんが、
最後の体力を振り絞って自分の書いた解答だけは復元しておいてください。
口述試験対策にもなりますし、次年度受験生のための有益情報ですので、商材になります。
何らかの形で必ず役に立ちます!

その他、事例4や口述試験、全然関係ない資格試験等ご要望がありましたら情報提供いたしますので遠慮なくお問い合わせくださいませ。

合格祈願

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