まずは2次試験(筆記)、お疲れ様です!!
思ったほど書けなかった人も実力が出せた人もそれぞれだと思います。
実力が出せなかった人でも合格発表まで諦めないでください。
合格者の大半が耳にタコができるほど言っておりますが、「ダメだと思ってたのに受かってた。。。」という体験をしております。
何を隠そう筆者もその一人です!
選択で大多数の人とは反対の選択をし、事例4ではできた問題を落とし、何よりも紙の大きさでパニックになり(前回の記事参照)とゴタゴタでしたが
合格
してましたから☺
では、いよいよ最後の砦「口述試験」です!
筆者の体験を徒然なるままに綴っておきますので、参考にしていただけますと幸いです。
試験対策~独学?予備校?~
これまた完全に独学です。
繰り返します。”完全に”独学です。
独学と言っておきながら口述だけ予備校や中小企業政策研究会の助けを借りてしまう人がいるんです。
場所によっては無料で模擬口述試験をしてくれたりするので。
筆者は模擬練習すらしてませんので、かなりレアだと思います。
是非とも参考にしてください!
なぜ独学を選択したのか
ここまで独学でやって今更他所に頼りたくないという変な意地を張ったこともありますが、
ここで独学を貫き通して合格できたら他の合格情報と差別化が図れると考えたためです(笑)
釈迦に説法ですが、自分の強みを作ることは生き残りのために必須です!
プラン
準備期間
2次試験の合格発表が1月14日で、口述試験は1月23日だったかと記憶しております。
筆者は筆記の出来がいまいちでしたので、合格発表まで何もしておりませんでした。
合格発表の日は朝から気にはなっていましたが、仕事で外に出る予定がありすぐには確認できませんでした。
仕事がひと段落ついて昼過ぎに確認したら”あった”んです。
「うそっ!」って感じでしたが確かに”あった”んです。
準備はそこからです💦
怒涛でした(笑
スタイル
自分の再現回答を掘り起こしてから(念のため筆記試験直後に再現しといて良かった💦)、情報収集に勤しんだのですが、「口述は模擬試験をやってくれるところが多いので活用すると良いよ👍」みたいな記事ばかりでした。
多分に漏れず一応模擬試験をやっている予備校等を覗いてはみましたが、もうほとんどの枠は埋まってました。
辛うじで中小企業政策研究会の枠だけは余裕がありましたが、
「ここまで独学でやっておいて最後の最後で他所を頼ったら完全独学じゃないじゃん。。。」
と変な意地が出てしまい、敢えてどこにも申し込みしませんでした。
その代わり、無料で手に入る想定問答の収集は頑張りました。
使用したもの
口述試験について調べているうちに、口述試験については下記特徴があることがわかりました。
特徴1 → 筆記試験で出題された事例4つのうち、2つから出題
特徴2 → 回答時間次第で各事例2~4問程度出題
したがいまして筆者が用意したものは下記4つです。
・筆記試験の問題用紙
・自身の再現答案(筆記試験のもの)
・各社予備校の模範解答(筆記試験のもの)
・各社予備校の想定問答(口述試験のもの)
くどいようですが、予備校関係のものは無料で手に入るもの限定です。
ですので、TACさんとか2社程度だったかと記憶しております。
スケジュール
勝負の2週間のうち、前半は口述試験とは何ぞやといった情報収集から始まり、模範解答と想定問答の回収に徹しました。
材料が集まった後半は2日で事例ごとのQ&Aを作成し(携帯で場所や時間を選ばずに見直せるようにするため)、残りの日数で与件文のおさらいと想定質疑を使ったイメージトレーニングをしました。
Q&Aは自分の再現回答が軸になりますので、「予備校の回答の方が良い!」と思っても軸はぶらさずに枝葉の部分でいいとこ取りするよう注意してください。
ちなみにですが、当然仕事もありましたし、一日中試験対策を行っていたわけではありません。
通勤時間とか寝る前とかその程度で、隙間時間を活用しておりました。
前段で「怒涛でした」と書いておきながら恐縮ですが、脅しにならないよう補足です。
筆記試験の時のように朝早く起きて必死にやっていたわけではございませんので悪しからずm(_ _)m
試験当日
試験会場までは余裕をもって向かってください。
筆者は当日1時間前に着くように出ました。
これが本当に良かった!!
当日の朝、乗る電車を間違えるという凡ミスをおかしたのです。
冷や汗かきましたね(笑
回答のシミュレーションを電車でやっていたので乗換に気が回らなかったという言い訳です。
でも時間に余裕をもっていたおかげで何とか試験には間に合いました!
また、冷や汗かいたおかげで試験に対する緊張が少しだけ落ち着いたという怪我の功名もありました!!笑
試験会場にて
受付からA、Bの2グループに分かれて各グループごとに部屋移動する感じでした。
大きなホールで待機した後、教室のような部屋に移動し、さらに試験官の待つ部屋に移動するといった動きです。
試験官は2名でした。
非常に優しい感じの試験官でしたので筆者はついていたのかもしれません。
試験は生年月日と氏名を述べた後、
「中小企業診断士として診断してください。」との注意を受けた上でスタートします。
試験内容
筆者は事例1と2からの出題でした。
事例1
Q:A社は3代続けて家族経営していますが、ファミリー経営のメリットについてご説明ください。
A:意思疎通・決定が速い、次世代の早期育成が可能、他社からの買収リスクの低さといった点を回答しました。
Q:A社はプロジェクトチームを組織しながら年功序列型賃金を採用していますが、デメリットについてご説明ください。
A:賃金への跳ね返りがないという年功序列の特徴がある中、プロジェクトチームが失敗を恐れずにチャレンジできるといった内容を答えたかと思います。
→もうダメですよね(笑
デメリット聞かれてメリットのような内容になってますし。
試験管目の前にド緊張!という言い訳^^;
でも、試験官が本当にやさしく、もはや答えともいえる助け舟を出してくれました!!
Q:モチベーションの観点からはいかがですか?
A:努力や成果が賃金に影響を与えないので、特に若手のモチベーションが上がりにくいと回答しました。
助かりました。。。
事例2
Q:在宅ワークが普及する中、B社の取り組みとしてどのようなものが考えられますか。
A:在宅ワークで経費削減が見込める点、食にこだわりを持つ環境になってきている点を踏まえて、高品質の豆腐は一般家庭にも受け入れやすくなっており、商圏の拡大と新規顧客を取り込むチャンスといった内容を答えた記憶があります。
Q:大手ECサイトを活用する上での注意点はなんでしょうか。
A:多くの企業が同サイトを活用するため、その中でも目を引く商品を展開する必要がある。B社が既に販売している季節の変わり種や手作り豆腐セットは効果的。セットに味変できるタレを付けるといったプラスアルファがあるとより他社との差別化が可能。
といった内容で回答しました。
良いのか悪いのかわかりませんが、事例2は2問で終了しました。
試験を終えて
いくら準備しても試験当日、特に試験官を目の前にした時の緊張の中で準備した内容を100%披露することは不可能です。
筆者も感じてきました。
そして試験官も理解しているものと思います。
口述試験は落とす試験ではありません。
だんまり決め込んだり、態度が悪くない限り合格します。
結果論ですが、模擬練習もしなくて良かったなと思います。
後日談で模擬練習の中身を知る機会がありましたが、質問が細かすぎます。
予備校の想定問題も肌感覚ですが若干難しめに設定されている気がします。
とはいえ備えあれば患いなしともいいますので、
心配な方や上手く模擬面接の予約枠が取れた方はそのまま受講してみてください。
そこで得られるネットワークもあるようです。
ただ、模擬面接の機会を逸した場合でも安心して欲しく、この記事を書きました。
与件文をしっかり咀嚼していれば何聞かれてもその場で答えられます。
筆記試験を突破した皆さんの頭であれば猶更です。
ちぐはぐな回答をした筆者が何を言っても響かないかもしれませんが、
ちぐはぐな回答でもコミュニケーションが取れてればいいんです!(持論)
あまり肩肘はらずに会話を楽しむ感じて挑んでください。
最低限の準備は必要かと思いますが、筆記合格後、2週間もあれば十分です。
その他、気になることがありましたらお問い合わせくださいませ。
可能な限りお力になれればと思っております。
合格祈願
コメント
Thanks!
Ur Welcome!